ただの風邪。

音楽のことを中心にいろいろと書いています。

日記 2018年12月23日(今売ってるSWITCHにのっとるよ。)

 昨日は寝落ちして日記書くの忘れてしまっていた。マジで凹んだ。日付またいだら破棄、という河原温スタイルでやってるんで(でも前日付変わってから更新したことあったかも。まあいいか)。

 Robynのアルバム、なんかすげー評価高いなと思って聴いたけど、なるほどの出来。いかにもダンス・ポップですぜ、という曲もあるなか、Lil LouisのFrench Kissをサンプリングした曲や、すごくミニマルなディープハウスみたいな曲もたくさん入っていて、そのどれもがきちんと並列に聴こえるのが凄い。Robynのパフォーマンス力や、音のディテイルによるのかもしれないけど。基本的に数小節のワンループでほとんど進行していかないのに、ポップスとして成立している。ループミュージックに対するヒップホップ文脈からじゃなくてハウス文脈からのアプローチって感じが重要、Yaejiが「Passionfruits」を再解釈したみたいなね。

 MC松島の新譜、はっきりとした韻で「言ってやった」感を出していくようなスタイルじゃないし、言葉の切れ目が小節をまたいだり、ラップにはどこかいびつさを残しているんだけど、淡々と連なっていく言葉のなかでふと浮き上がってくるフレーズがどれもヤバい。それはぎょっとする皮肉だったり、リスナーを勇気づける言葉だったりするんだけれども、どちらにせよ露悪性や変な自己啓発っぽさがない。本気なのか、冗談なのか、わからないけど刺さる言葉。ヒップホップ的な「パンチライン」とも違う言葉の存在感に、うーむたしかに曽我部恵一のラップアルバムに反応する人だな……と思った。

 Jack Whiteのバンド、The Raconteursが久々にリリースしたシングル。なるほど今年でたJack Whiteの新譜にも通じる奇妙なサウンドメイク。アナログレコードとかアナログ録音にこだわりを見せる一方で、そもそもThe White Stripes時代から変なサウンドをがんがん鳴らしてきたスタジオオタクだから、まあ納得。このままアルバム出るのかなぁ?

www.pitchopsticks.com

 Pitchforkのパロディとして登場したアジアの音楽を紹介する情報サイト、Pitchopsticks。なるほどそうきたか、って感じですが、拠点は英米。アジアからの発信、とりわけ日本はまだまだたりない。そこでやはり決断、英語ブログをやろうと思う。最低月イチで、まあ、自分のレベルの英語ですが、情報をちょっとずつ発信していこうかと……。年明けくらいにテスト版をいくつか記事ためてスタートさせたい。ネイティヴチェックいれるべきかどうかとか寄稿者つのりたいとかいろいろありますが……とりあえずまあ。

 YouTubeのプレミア公開で三浦大知『球体』の独演を見る。映像をちゃんと通して見るのは結構久しぶりだけど、やっぱすごいね。2018年を代表するアルバムだわ。プロダクションも凄いし、ダンスミュージックに日本語詞をのせるというチャレンジのなかでは随一の完成度だと思う。ただ、三浦大知くらい歌うまくないと到達できないという。笑 宇多田ヒカルの『初恋』もある意味ではそうで、彼女のある種の歌い手としてのスキルが存分に発揮されたアルバムだった。ただ、『球体』が凄いという話になりがちな一方で、そのあとのシングル「Be Myself」もすげぇぞ、ということは強調しておきたい。

 いま売ってるSWITCH(表紙が星野源梅佳代特集号)に登場してます。tomadの連載に呼ばれました。「ポエム/ポエジー」をテーマに5曲をピックアップし、紹介してます。ふだんあんまり歌詞が凄いみたいな話しないですけど、ここでは限られた文字数ながらけっこう語ってますよ。