ただの風邪。

音楽のことを中心にいろいろと書いています。

日記 2018年12月16日(コーントレックス、箱買い♪)

 気になっていた「軽いマグカップ」をホームセンターで買ってきた。マグカップが軽いくらいでなにが凄いんじゃい、と思っていたけどその存在が頭から離れず、どうしても欲しくなった。結果、まあなかなかいいものだ……。ふだん使っているマグカップがいかに重いか。この差、意外とでかい。

 ついでに、星野源を復習するためGEOでアルバム借りてきた(買えよ、と言われるかもしれないが、使えるものは使っていくのだ)。SAKEROCKは意外と近所では揃っていない。山形市内まで出ていったらあるだろうけれどね。でかいTSUTAYAが潰れてしまったのが惜しいな。『SAYONARA』だけあって、いやラストアルバムかい……と複雑な気分になった。やはり考えれば考える程「イエローミュージック」の問題はきちんと論じないといけない気がしてきた。星野源というお茶の間のスターをどのように扱うか、そこにメスを入れることができるか、が批評の課題なんじゃなかろうか。

 最近よくコントレックスを飲んでいる。不味い不味いと聞いていたけど、意外と飲み口が気に入ってしまっている。「コーントレックス、箱買い♪」である。まだ箱で買ってはないけど。

 IDLES『Joy as an Act of Resistance.』を再聴。やっぱいいアルバム。パンクを含んだロックアルバムのなかで一番よかったんじゃないか今年。サウンドもエネルギッシュなら、詩的でありつつ率直にメッセージを伝えていく歌詞も素晴らしい。全曲むちゃくちゃコンシャスであると同時に張り裂けそうなほどエモーショナルで、「Danny Nedelko」のウクライナからの移民である友人のダニーについて、「彼は骨でできてる、血でできてる、肉でできてる、愛でできてる、君でできていて、私でできてる。団結を(Unity)!」と叫ぶあたりはこころに迫るものがある。「Great」の徹底的な友愛と対話の姿勢にはほんと胸が打たれる。「Samaritans」で男性性の有害さをアイロニーをこめつつ訴える詞も……。「非モテ」とか「弱者男性」とか言っている男性は一緒にIDLESを聴こうぜ。マジで。女性相手に憂さ晴らしするよりずっと前向きになれるよ。

bunshun.jp

 Future Bass系のEDMで知られるプロデューサーのYunomiが中田ヤスタカのASOBISYSTEMに所属、そのタイミングで文春にインタビューが。キズナアイの連続リリース企画のほか、本文中でも言及されているUjico* / Snail's Houseが星野源の新譜に参加するとの話もあったりして、このへんのプロデューサーが本格的に注目を浴びるタイミングが来たな~という感じ。DAOKOの『私的旅行』にイノタクさんが参加したりもね。

Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 (岩波新書)

Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 (岩波新書)

 烏賀陽弘道『Jポップとは何か―巨大化する音楽産業』(岩波新書、2005年)を読む。J-POP論の基礎文献だけど今まで読んでなかった。技術的な話についてはちょっと疑問符がでてくる(デジタル録音の導入と制作コストや時間の削減の関係性とか、90年にほぼ日本のスタジオのデジタル化が完了したとして、翌年にはデビューするバンドが1.4倍に、なんて、そこまで一気に影響は出ないのでは? とか)けれども、それ以外はだいたい論点がここでもう出揃ってたんだな、と偉大さを噛みしめる。なにげにためになったのは、レコードからCDへの聴取媒体の移行がジャンル別に分断される傾向にあったリスナー層を融合させた、みたいな話とかかな。あと、ニューヨークの例を出して、無料で音楽にアクセスする手段がFMラジオを通じてフォウ譜に提供されているNYに比べて東京はめっちゃ限られていて、「音楽を聴く=お金を払う」になっている、って話。つまり、ポップ・ミュージックをある種の「公共財」と考える意識があるかどうか、ちゅう話で、この差は現在に至るまで根をひいていると思う。

 工藤晴香さんの写真集『910hr』買った。「女性声優インナーカラー部」(おれが勝手に命名している、インナーカラーを入れている女性声優の方々の総称)の筆頭で、Roseliaのギターで一番知られているだろうか(デビュー作のはちクロはぐちゃん役も大きいが)。同い年なんすよね。見とれてしまう。はぁ……。

工藤晴香写真集 『910hr』

工藤晴香写真集 『910hr』