ただの風邪。

音楽のことを中心にいろいろと書いています。

日記 2018年11月10日(やっぱり諭吉佳作/menさんはヤバい)

 Yunomiに続いてAvec Avecが登場。ヒプマイでもいい仕事してましたがこちらも最高ですね。メディア的にはヒップホップが騒がしい昨今だけどダンスミュージックも断然やばい才能がごろごろおりますでよ。いろいろあったけどやっぱキズナアイは覇権だなぁ(だからNHKの企画みたいなのはほんとに残念でクソだと思うけど。せっかくVTuber使ってあんなダサいことしなくていいのに。デザインについた難癖はともかく、あの企画を屁理屈でなにかと擁護してた人は新しいカルチャーをわざわざ古臭い図式におしこめて恥ずかしくないのかなあ)。

 やばすぎ。ええ曲やな~と思ってぼんやりしてたら「あれ? いつ三拍子になった?」と二度聞いてしまった。和声もメロディも素晴らしいし、すこし冷たい歌声も凄い。やっぱり諭吉佳作/menさんはヤバい。ライブ観たい!!!

 ANEMONEの主題歌、これプロデュースしてるKERENMIという方知らなかったんだけど検索しても情報があんま出てこない。Mrs.Green Appleのリミックスとかをしてるのはわかった。フルートの音色が印象的な、あまりパキパキしすぎていないFuture Bass。しいていえば三浦大知『球体』をもっとドライにした感じにも思えるナイスワーク。

e-stonemusic.com

 まめぐ氏のカヴァー・アルバムにトーフが参加。しかも曲目が「真夜中のドア」!(と「青いスタスィオン」)。なんで「真夜中のドア」に反応するかというと、この曲がもちろんいい曲だというのもあるのだが、いわばYouTubeにおける「裏Plastic Love」的なところがあるからだ。

 シティポップ再評価の流れやVaporwave/Future Funkの流れと同期し、YouTubeがなぜか執拗にサジェストしてくることでミーム化したお馴染みの竹内まりや「プラスティック・ラブ」だが、松原みきの「真夜中のドア」も同様。YouTubeのコメント欄でも、「プラスティック・ラブから始まって気づいたらここにたどり着いた」とか言われている。

 せんだいメディアテークにてhyslom「仮設するヒト」展を見たあとそのままROTH BART BARONのライヴ。hyslomはまとめて展示見たの初めてだったんだけど、開発されていく郊外の風景のあまりにも匿名的な反スペクタクル性は改めて見るとなんかちょっと禍々しい。開発に伴う大規模な土木工事は、その非人称的な性格(その「主体」は自治体とか企業とかそういう制度である)ゆえに自然に漸近していく。しかしその変化のペースは、災害のようなカタストロフを除けば自然とは比べ物にならない。自然史的なスケールとも人間個人が向き合いうるスケールとも異なるスケールで動き広がっていく風景に、遊びに似た身体的行為を通じて介入するhyslomの活動は一見するとアースワークの一端を担ったパフォーマンス(デニス・オッペンハイムとか)の再演のようでもあるけれども、スミッソンの終末論的な暗さやオッペンハイムのカラッとしたユーモアとも違う、自分たちの足元で変化していく風景を捉えようと試みる試行錯誤という感じがある。自然と人間といった二項対立を脱した抜けの良さを感じるというか。

 ROTH BART BARONのライヴは言うまでもなく素晴らしかった。アコギ、エレキ、シンベ+キーボード、ドラムス、トロンボーンユーフォニウム?トランペット?という編成で、アルバムで見せた世界観をあますところなくダイナミックに実演してみせる。ブラスの表情の付き方や旋律のまわしかたで、ちょっと泥臭くなりそうなところでふわっと異世界に飛ばされるみたいな感じがあり、おれも万が一バンドを組むなんてことがあったら絶対ブラス入れたいなぁ、と思った。

 寝る前に原稿仕事しようかと思ったけど長時間運転したおかげでちょっと頭痛がひどい。風呂入ってしばらく休んで痛みが止まなかったらふつうに寝よう。明日の晩はデレマス6thメッツライフドーム公演DAY2のライヴビューイング。あやっぷぇ~ あやっぷぇ~ スクリーンごしに会いに行くでぇ~