ただの風邪。

音楽のことを中心にいろいろと書いています。

ユリイカK-POP特集、ヱクリヲWEB、FNMNL等々、最近のお仕事まとめ

 ユリイカ 2018年11月号 特集=K-POPスタディーズに「TWICEのダンスサウンドに見る、「EDM化するポップス」との付き合い方」という論考を寄稿しました。まだ特集全体はしっかり目を通せてないんですが、あくまで音楽的な面だけに絞って言えば、やはりヒップホップの文脈からK-POPを語る傾向がちょっと最近強くて、それはK-POP史を紐解いてもある程度正しいんですけど、そこにEDMというかダンスミュージック側からアプローチできた。その意味で、ユリイカでの初仕事としては結構いい感じでやれたかな、と思います。

 ただ、K-POPのプロデュース手法について、Red Velvetの例をひいてTWICEを語るのはふつうにミステイクだった。なんたって事務所が違うのに。笑 ただJYPは社長のパク・ジニョンがプロデュースというかディレクションにコミットしている割合も強いだろうと思われるので、楽曲の具体的なつくりまで戦略に含まれているはず、という指摘は外れたりはしないかなと思います、メンバー自身が作詞作曲、プロデュースを手がけるわけではないですし。

mikiki.tokyo.jp

 Mikikiで仕事ふたつめ。ロンドン在住のビートメーカーAnchorsongにインタビューしました。新作『Cohesion』はインド音楽を換骨奪胎したヒプノティックなダンスミュージック。ベースが希薄なかわりにパーカッションやメロディのつくりだすグルーヴが身体を揺らす不思議な作品になっています。

Cohesion [解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC582)

Cohesion [解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC582)

ecrito.fever.jp

 音楽批評誌「ヱクリヲ」のウェブ版でのリレー連載に参加。Jace Clayton『Uproot』はいい本ですよ。またこの連載ではダブステップやヒップホップといった分野の良書が紹介されていて全部興味深い。まあ詳しくは↑の記事から!

Uproot: Travels in Twenty-First-Century Music and Digital Culture

Uproot: Travels in Twenty-First-Century Music and Digital Culture

【直前特集】電子音楽とデジタルアートの祭典 MUTEK.JP 2018 | 革新的なサウンドを携えた6組の注目アーティスト - FNMNL (フェノメナル)

 明後日から開催のMUTEK.JP 2018の参加アクトから注目の2組をピックアップする記事企画に参加。machìnaとMasayoshi Fujitaを紹介しています。

 もう一本くらい近々出るだろうなという記事があるんですがそれはまた今度。