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ただの風邪。

音楽のことを中心にいろいろと書いています。

クレイジーなRhythm Roulette (Mass Appeal) 3選

 HARD-OFF BEATSを見ていたら、Okadadaが「45 KingのRhythm Rouletteが良い」という話をしていて、たしかにあれはかなりクレイジーでよかった。

 iPhoneのマイク(!)でレコードをぽよぽよと振る音やめりめりと折る音、デスクに叩きつける音などをサンプリングしたうえ、ぼろっぼろになったヴァイナル上をタンテの針でひっかいてスクラッチノイズもゲットするという遊び心の塊みたいな制作風景。できた音もスムースで非常に良い。

 紹介が遅れたが、Rhythm RouletteMass Appealというメディアがやっている名物企画で、目隠しをして買った3枚のレコードを使ってビートメイクする様子をドキュメントしたものだ。個人的にはFactMagのAgainst the Clockと並んで毎回必見の企画である。なかでもおれのお気に入り、クレイジーなものを3つ集めてみた。

9th Wonder

プロセスがクレイジーというよか、「いったい何曲作る気だよ、お前!」という溢れんばかりの創作意欲がクレイジー。当たりのレコードをひいたっつーのもあるのかもしれないが、4曲も立て続けにつくってしまうのはさすがだ。

EL-P

 わりかし何の変哲もないネタが、執拗な加工によってEL-P印のあの感じになっていくさまがかなりクレイジー。使ってるタンテもミキサーも安物なのが好感度高い。クラシックのレコードからトリルの部分だけ取り出してSE的に使うところなど、マジで痺れる。

Oh No

 Madlibの弟、Oh Noはまずゲームショップで3本ゲーム買うところから始めるというイカれっぷりである。スタジオの小汚さにも親近感が湧く。制作風景はマジ「なに、これ…」だが出来上がった音はかっこいい。最高。