ただの風邪。

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「PureDataうまく動かない問題」に無理矢理カタをつけたはなし

少し前、サブマシンのThinkpad X61Ubuntu Studioをインストールしていろいろと遊んでいた。なかでもPureDataはやはり楽しくて、ドラムマシンをつくったり、303風のモノシンセをつくったり、ルーパーをつくったり。グラニュラーシンセシスも試してみた。やっぱり楽しい。無骨なUIもまたよし。けれどもやはり数世代前の非力なラップトップではちょっと心もとない。また、安定した低レイテンシー環境が欲しいということで、メインマシンにもPureDataをインストールしてみた、の、だ、が……。

現在最新版のVanilla 0.46.7をインストール後、早速立ち上げてみると、オーディオ設定でASIOを選択するなりよくわからないエラーがでてしまう。無理やり音を出してみたらすさまじい雑音が出て心臓が縮こまった。

レイテンシーに目をつぶれば、MMIOは使えるという状況。だけれど、特にルーパーなんていうのはレイテンシーが命だ。100msでは大きすぎる。エラーメッセージを見ると、デバイス名が文字化けをしているのが主な要因のようだった。

デバイス名の文字化けを原因とするバグがPd-extended 0.43.4のリリース前後に報告されているので、なにか手がかりになるかと思ったけれども、これといった解決策は見つからない。ためしにコントロールパネル上でデバイス名を2バイト文字から1バイト文字に片っ端から変更してみたものの、どうやら容易に手を入れられない部分が文字化けを起こしているようで、解決には至らなかった。

そんなこんなで1ヶ月ほど放置していたのだけれど、ちょっと思い立って改めて問題解決に動いてみた。メインマシンがWindows 8から10にアップグレードされたタイミングということもあり、ちょっと問題を見なおしてみたくなったのだ。

まず、これがメインマシンの環境によるものなのか、あるいは他でも再現できるものか気になったので、もう一台のサブマシン(X200, Windows 10)で試してみた。オーディオIOをインストールするのがめんどうだったので、かわりにASIO4ALLを導入。同様の手順を踏むと、再現できた。

デバイス名が違う以外はほぼおなじエラー。うーん。しかもこちらの場合、MMIOを選択してもエラーが出る。わかったことは、少なくともWindows 8/10の日本語環境においては、ある程度再現性のある現象(バグ?)だ、ということだ。となると、情報が少ないのもむべなるかな、という感じで、日本語環境のWindows上でPureDataを走らせてる人は多くないのだろう。

さて、これをどう解決するか。PureDataの内部をいじることはできないし、コントロールパネル上からいじれないデバイス名がひっかかっていることから考えると、自分の手にあまることは必至だ。とりあえず、OSの言語設定を日本語から英語に変更してみることにした。

するとなんともあっさり、問題は解決。

うーん。「喧嘩に負けない一番たしかな方法は、喧嘩しないことだ」みたいな脱力感にみまわれた。なんということだろうか。まあ、OSのメニューが英語表示されたところでさほど困らないから一番簡単な解決法ではある。

ともあれ、これで無事に低レイテンシーPureDataライフを送れることになった。よかった……!