ただの風邪。

音楽のことを中心にいろいろと書いています。

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レビュー(音楽) レビュー(本) エッセイ、考えごと

BLACKPINKの新曲“As If It's Your Last”の図太さに度肝を抜かれる

YGエンタテインメントの“ガールクラッシュ”系4人組アイドルグループ、BLACKPINKの新曲が発表されたのだけれど、そのストレンジ具合に度肝を抜かれた。EDM調の攻撃的なビートに乗せたヴァースから一転、どこかアジア歌謡的な雰囲気のブリッジを挟んでやってく…

最強のランチャはなにかと考えた結果、「スタートメニュー」という結論が出た

以上です。 というのもなんなので理由を述べますと、 Winキー一発で呼べる インクリメンタルサーチ対応 スタートメニュー配下のフォルダに適当な名前のショートカットを置いておけば拡張性は無敵 という次第です。 たとえばfoobar2000を起動したいなーと思っ…

Genius APIから特定のアーティストの楽曲一覧及び各メタデータを取得する(with Python)

はじめに RapGeniusとして開始した歌詞共有サイトGenius.comは、ラップ・ミュージックのリリックのみならずアノテーション(注釈)を共有しようとするヘッズたちの人気を集め、いつしかラップ以外のあらゆる音楽、いやあらゆるコンテンツ――動画、スピーチ、…

ウェブスクレイピングで77年分のビルボード年間トップ100を取得してみた。

先日の記事では、The McGill Billboard Projectの提供する楽曲データセットを使ってちょっと遊んでみたわけだが、せっかくならもっと大局的なデータが欲しい。そこで、Pythonでのウェブスクレイピングによって1940年から2016年までのビルボード年間トップ100…

「音楽が好き」とはどういうことか。心震わす4つの「音楽文.com」入賞作

ロッキンオンが主催する「音楽文.com」に掲載されている作品から、とりわけ胸に響いた入賞作4本をピックアップ。ちょっとナメてたけどマジでヤバいサイトだ、これは。 音楽文.comってなんだ 革命への第一歩。UVERworld KING’S PARADE 2017 ――女から見た男祭…

ポップ・ミュージックの持続と反復――The McGill Billboard Projectのデータで遊んでみた

caughtacold.hatenablog.com 先日こんな記事を書いて、データで遊ぶのは楽しいかも、とおもっていたところ、同記事でも取り上げている論文経由で“The McGill Billboard Project”というのを知った。1958年から1991年のビルボードチャートからランダムにサンプ…

MachinedrumことTravis Stewartの仕事術がおもしろい、マジ健康そのもの

MachinedrumことTravis Stewart近影 MachinedrumことTravis Stewartと言えば、2000年代初頭にはエレクトロニカにヒップホップ的アプローチを持ち込んだ立役者の一人であり、また2000年代後半に至ってはよりダンサブルな音作りに傾倒し、著しく多様化し続ける…

「知性」と「道具」のあわいに――2つの「クリエイティヴなAI」プロジェクトについて

pitchfork.com Pitchforkが先日こんな記事を載せていた。曰く、「アンドロイドはエレキギターの夢を見るか? 音楽AIの未来を探る」。このタイトルを見て、ひとは似たような洒落を思いついてしまうものだな、と驚きつつ苦笑してしまった。昨年に僕が書いた音…

デジタル配信はポップ・ミュージックの構造を変えたかって? …まあ、ある程度はそうだろうね。

(6月16日若干改稿) wired.jp ひとは自分がいままさに経験している変化というものを過大に評価する傾向があるように思う。この記事を書いた人もそうしたバイアスにかかっているのではないかと思う。いわく、 インターネットとデジタルテクノロジーは、音楽…

都市と対峙する、あるいはカルピスの甘さ――小沢健二「流動体について」について(今更)

(6月3日改題) (6月16日注記:加筆・修正・改題した文章を音楽文.comに投稿しました↓ 都市と実存、あるいはカルピスの甘さ – 小沢健二“流動体について”について 論旨は一切変わっていませんが、言葉が足りなかった部分を足したりしているので、よろしけれ…

“post-truth”に反対する唯一の手段は。――tofubeats《FANTASY CLUB》をめぐって(B面)

【Amazon.co.jp限定】FANTASY CLUB(未発売音源CD付き)アーティスト: tofubeats出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2017/05/24メディア: CDこの商品を含むブログを見る 以下の文は、特に何を言われたわけでもなく、先のレヴューに加えて…

青春を脱ぎ捨てて、イノセンスから遠く離れて――tofubeats《FANTASY CLUB》をめぐって(A面)

【Amazon.co.jp限定】FANTASY CLUB(未発売音源CD付き)アーティスト: tofubeats出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2017/05/24メディア: CDこの商品を含むブログを見る 以下の文は、tofubeatsからちょっとした小文を依頼されて書いた、…

ebayで電子部品を購入するときの検索ワードのコツ

ネットで電子部品を買う 電子工作をしたい。そんなとき、近くに電子部品ショップがあれば話は早いがそうでもないとなるとネット通販に頼らざるをえなくなる。安さ、品揃え、納期などを考えると総合的にはやはり秋月電子やマルツパーツ館といった大手が便利だ…

トークボックスをDIYする(500円以下で)

ひつようなもの いらないスピーカーユニット(ほら、メーカーパソコン買ってきたらチープなのが付いてきたりしたでしょ。ああいうのが家にひとつくらいあるという前提で) DCジャック(内径2.1mm、外形5.5mm) フォンジャック(6.3mmモノ) LM386アンプ*1 漏…

Corneliusの新曲、“あなたがいるなら”は現時点で彼の最高傑作だと思う

いいからいっぺん聴いて。とひとこと言って終わらせてしまいたい。が、思ったことがいくらかあるので書く。ちなみに坂本慎太郎の詞についても触れるべきかと思ったけれど、ちょっとそこまで手を広げるのは手に余るために、詞そのものの良さというか凄さには…

Abletonの教育コンテンツ、“Learning Music”がすごい

learningmusic.ableton.com FactMagから。Abletonが音楽制作の基礎を学べる“Learning Music”というコンテンツをローンチしていて、これがかなりよくできている。最初はAbleton Liveのセッションビューを模したようなかんたんなフレーズシーケンサーで遊んで…

最近の工作物(トランジスタ2つでできるVCO)

www.electronicshub.org トランジスタ2つでできるVCOを見つけたのでつくってみた(上記事参照)。トランジスタ2つで発振器ができるというのは見たことがあったけれど、電圧制御ができるといろいろ楽しく応用が効くのでものは試しと。それだけではなんなので…

Cashmere Cat 《9》(2017)

Cashmere Catはいまをきらめくダンスミュージックの新鋭で、個人的にはジャージークラブみたいな享楽的ダンス・ミュージックとかトラップみたいなベース・ミュージックの要素をとびきりポップに聴かせるプロデューサーという感じの認識だった。それで、この…

imdkm / mini mix 27, April 2017

www.mediafire.com また短いミックスを録った。今回は何度も録りなおして最終的にどうしてもというところをちょっと編集してズルしてしまった… いや、ズルもなにもないんだけど。20分しかないのに前半ロウハウスでフィルターハウスっぽくなって最終的にフュ…

ニュージーランドの宅録ユニット、Fazerdazeが良い

ユニットっつーかひとり(Amelia Murray)なんだけどね。もう端的に、こういうのに弱い。いっときのLa Seraなんかもそうだが、エモーショナルすぎない歌声が良い。インディー女子っていうだけで点数甘くなってしまいそうになるけれど、シンプルなアレンジな…

MC-505のLEDスイッチを修理する

かれこれ半年ほど愛用しているMC-505だが、20個ほどついているLEDスイッチがどれもいまいち反応が鈍く、チャタリングがひどく起こることも多々あるのでメンテすることにした。最初は適当なスイッチに交換しようと思って一応だいたい同じ仕様のスイッチを購入…

WIRED JAPANがプレイリスト「世界は哲学者を求めている」を公開中

WIRED JAPANは今度哲学の講座を開くらしいが、どんなもんなんだろうか。講師は岡本裕一郎。フランス現代思想に関する新書にはお世話になった(デリダとかドゥルーズを歴史化して「教養」とするのに良い一冊ではないか)。まあ僕にはまったく関係のない話なん…

Nico Segal(fka Donnie Trumpet)の新バンドThe JuJuのリリース、《Exchange》が良い

pitchfork.com The Social Experimentと組んだ前作Surfが大好評だったDonnie Trumpetがトランプ当選後に名義を変えてからのリリース一作目(で、いいのかな?)。基本的にはインストのジャズアンサンブルで、Segalらしい親しみやすさのあるアレンジに加えて…

ここ1年ほどのブログ記事を振り返ってみる(akaもっと読んで欲しい記事一覧)

さて、気づくとこのブログを本格的に始動して1年以上が経とうとしている。すこし厄介な病に倒れて療養中の身ながら、いろいろと力を入れて書いた記事が結構ある。ちょっとここらで振り返ってみてもいいかな、と思う。 caughtacold.hatenablog.com チャック・…

Vaporwaveは誰のものか、と思ってしまった――Grafton Tanner, "Babbling Corpse: Vaporwave And The Commodification Of Ghosts," Zero Books, 2016.

Babbling Corpse: Vaporwave And The Commodification Of Ghosts作者: Grafton Tanner出版社/メーカー: Zero Books発売日: 2016/06/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る おそらくはVaporwaveを主題に書かれた数少ない本の一冊*1で、Kindleを通じ…

Ross from Friendsのライヴがちょー良い

Ross From Friendsのライヴ、キーボード/Ableton/ギターの三人構成かっこいいなーと思ったら途中でキーボードがサックスを手にして吹きまくり。かなりいい。ロウなサンプル主体のサウンドだと思っていただけにこのライヴは意外。じっくり聴いてしまった。

imdkm - mix practice, april 19th

お酒を久しぶりに飲んだら気が大きくなってBeatportで買い物してしまい、せっかくなのでDJミックスをしてみたが聞き返すとちょっと笑っちゃうほど下手(キーがあってないのに無駄にロングミックスしたり、EQの雑さとか… ってこれはモニター環境をもっとよく…

Vivi(LOOΠΔ)の“Everyday I Love You (Feat. HaSeul)”が90'sかわいい

去年辺りからのK-POPってウォン・カーワイオマージュのビデオがあったり90年代ふうの意匠をうまくリバイバルさせてる感じがあって(Heizeなんかもそうね)すごいなーって思ってたんだけど、ついにやりきってるのがでてきた~かわい~って感じですね。 via GI…

Junkie XLがYouTubeで自身の仕事術を惜しげもなく披露している。

Junnkie XLといえば名だたるDJのマニピュレーターとして活動した後自身の名義でもビッグビートのムーヴメントに乗ったファンキーなサウンドで鳴らしたオランダ人ミュージシャンだが、最近は映画音楽を多数手がけるなど活動の幅を大きく広げている。個人的に…

MC505でトラックメイクする模様をYouTubeで配信したよ

1時間位だらだらやってました。できた曲は以下。 パターンをつくったらあとはコンプかけつつ一発録りでセッションして、DAW(Tracktion)上で若干編集してアップロードしてます。カメラをもっとちゃんと設置できたらサンプリングもとりいれた配信もしてみた…