ただの風邪。

音楽のことを中心にいろいろと書いています。

ブログ更新(Perfume『Future Pop』)、Billie Eilishと現代聴覚文化の特異な関係性

imdkm.com おは。きょうからちょっと東京に来ています。バスタ新宿からジョナサン西新宿店に収容され上のブログ書いてました。コーチェラ2週目で配信決定、ということでPerfume『Future Pop』の話です。まあ、前RealSoundに書いた評の焼き直しっぽい感じです…

書きまし太郎(J-POP史連載の第三回)、ほか雑記

realsound.jp 書きまし太郎。今回はいわゆる「ディーヴァ」系ブームの話です。ほんとはこれに加えてもう2,3ほど論じてたトピックがあって、全体で12k字くらいあったのを泣く泣く切ってます。まあ全体像はいつか……。 コーチェラの中継を見まくった一日でした…

英語ブログ更新(Apple Vinegar Awardの紹介)と、このブログに関するお知らせ

imdkm.com 英語ブログ更新です。Apple Vinegar Awardの紹介と、過去記事のちょっとした振り返りみたいになっております。 まああえて言うほどのことでもないんですが、毎日書いてた日記はやめることにします。その分のリソースを英語ブログに注ぎたいので。…

書きまし太郎(90s小室哲哉論)

realsound.jp 連載第二回。「リズム」の観点から小室哲哉の90年代仕事の功績について考えています。BPMの取得はSpotifyにあるものについてはそちらからPythonでスクリプトを組んで取得し、Spotifyにないものは自分でデータ化したファイルをTraktorでアナライ…

Rosalía・J Balvin・El Guincho、Billie Eilish、折坂悠太、Ziminino、In the blue shirt

RosalíaがJ Balvin・El Guinchoとコラボ。ミニマムな要素に削ぎ落とされ、低域がもりもりのアヴァン・ラテン・トラップ的な楽曲にRosalíaのヴォーカルが映える! コンセプトがつくりこまれた『El Mal Querer』もよかったっですが、こういったシングルもパン…

どうでもいいおたく話

きょうは原稿やっててぜんぜん音楽聴いてないっす。特筆すべきは声優の藤井ゆきよさんの姉が兼業モデルでバキバキのインフルエンサーだった、という衝撃くらいでしょうか。 本日発売の『MORE』5月号にちょこっと載ってます〜私なんかがスキンケアの紹介をさ…

英語ブログ更新(Maison book girl)、ミツメ、never young beach、東郷清丸

imdkm.com 英語ブログ更新。Maison book girl『yume』でがす。がんばって書いてきてどうやら8本目。10本は達成したいな。 yume [通常盤] (特典なし)アーティスト: Maison book girl出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2018/11/21メディア: CDこの商品…

Christian Scott、black midi、嫁入りランドと2MUCH CREW

各所で評価高いChristian Scottの新譜、聴きまして、たしかに凄い録音と楽曲なんですが、これを一時間という尺で聴くというモードではいまはないなおれは、みたいなことを思った。トランペットのソロの節回しとかが微妙にそりがあわなくて、こってりしたメロ…

uami、玉名ラーメン、MON/KU、フィロソフィーのダンス、JD Beck

uamiさんから購入したCDRが届くなどした。収録曲は主にサンクラで聴けるものなんですが、CDRの温かみってありますね…… いや自主制作のCDR買う機会ってやっぱめっきり減ったじゃないっすか。bandcampで買っちゃうし、soundcloudやYouTubeで音源チェックしちゃ…

Lafawndah、『エイフェックス・ツイン、自分だけのチルアウト・ルーム』

きょうも原稿などでひーひー言うとりましてあんまり音楽聴いてない。聴いてるんだけどここで報告するようなものでもない。 さて件のLafawndah。北アフリカから中東のアラブ文化圏を思わせるリズム構造やスケールが多用され、さらにちょっと呪術的かつインダ…

Shlohmo、小池晃、TTHW、「父殺し」の件

なんだかChristian ScottがすごいとかLafawndahが良いとかフィロのスまだ聴いてねえやとかいろいろありますがちょっと修羅場でそんな余裕もなく。pythonをひーひーいいながらいじってます。 そんななか唯一チェックしたShlohmo。これはFlumeのミックステープ…

「父殺し」のない「新しさ」はありうるのか

「父殺し」は「父‐母‐息子」という三者の関係が「いつか息子も父になる」ことによって無限に反復されていくもので、言ってみれば「テーゼ‐アンチテーゼ→ジンテーゼ」という弁証法的なプロセスを家父長制のアナロジーに落とし込んでいる。 新しさこそが絶対的…

書きまし太郎(Little Simz)、Tame Impala、Suchmos、Injury Reserve、Peggy Gou、Monkey in Yellow

mikiki.tokyo.jp 書きまし太郎。Little Simzの新譜『GREY Area』の合評で、ビートとリリックそれぞれに着目したレビューの二本立て。ワタシはビートを担当しています。リリックについてはshukkiさんが執筆されています。拙稿はUKのダブ受容とそれがもたらし…

Gottz、Flume、Kedr Livanskiy、EVERGLOW

KANDYTOWNからGottzの新譜、うーむ東京のサウンドだな~と思うと同時にGottzのスタッカート気味のフロウがこういうビートに結構映えるのは面白い。M6「Moshpit!!」はフロアの混沌がクールかつややスモーキーなパッドとか地を這うごときベースラインのなかに…

英語ブログ更新(tofubeats)、さとうもか、Jamila Woods、Dos Monos、Tohjiインタビュー

imdkm.com 英語ブログ更新。くじけそうになったけどがんばって書きました。tofubeats『RUN』の話です。 朝からさとうもかの新譜を聴いてグッドバイブスの1日だった。Tomgggさんとコラボした先行のM5「Loop」や入江陽さんをフィーチャーしたスウィートなR&B、…

black midi、柴田聡子、チミドロ、Ghostly Park、Stereotyp、ハルコとフランシス

またblack midi。つい先日、16日のライヴ映像。やっぱかっこいい。見れば見るほど演奏のクオリティの高さ、安定感にびっくりする。ジャンク、ノイズロック、ポストパンクをバカテクでやって、かつ曲も良い。毎回紹介するたびに同じことを言っている気がする…

iZNiiiK、J Rick、machìna、THE NOVEMBERS小林氏がMON/KUさんを捕捉したでござるの巻、CDショップ大賞が星野源と折坂悠太さんだった

iZNiiiKってプロデューサーなんすけど、キャッチーなヴォーカルチョップがめちゃくちゃかっこいい。あんまり情報ないし再生数も少ない。誰だか知らんがすげーいい。ポップ。ヴォーカルをフィーチャーしても絶対映える。EPをこれまで3枚出しててどれも素晴ら…

Cherry Coke、COOL FANG、MON/KU、Congo Natty

韓国のR&Bシンガー、Cherry Cokeの新曲がドロップされていた。湿り気の強いチルなトラップR&Bに少しハスキーながらスウィートな歌声がのる、Cherry Cokeらしい一曲でいつまでも聴いていられる、トレモロのかかったギターがなんだか今っぽいかも。 Sparring b…

連載が始まっ太郎!!!+THE NOVEMBERSの仙台公演に行ってきた短評

realsound.jp なんと連載がはじまりました。しかもテーマが「J-POP史」。いや、ワタシよりJ-POPのほうが年上なんですが……(J-POPという言葉の誕生は1988年、自分は1989年生)、果たして大丈夫なのか? というか30年間の歴史叙述なんかできるのか? 編集部は…

Basic Rhythm、崎山蒼志、Skinny Pelembe、Angelique Kidjo、Carnage、salami rose joe louis、CHAI

Basic RhythmのEP、オーソドックスなベースミュージックから骨組みだけ取り出してダンサブルなのにどこかミニマルでエクスペリメンタルな香りさえ漂わせる作風が好きです。今回もクラシックなダブステップや初期グライムやUKガラージが端正に翻案されたサウ…

書きまし太郎(三浦大知)、三森すずこ、久保ユリカ、食品まつり aka foodman、tricot

realsound.jp 書きまし太郎。三浦大知武道館公演のレポートです。生で見る三浦大知の凄さはがんばって記事のなかにも書きましたが、「ポゥ!」とかハイキックとかああいう一挙一動がほんとに「脱力した自然なノリ」から瞬間的にスパッと決まるんすよね。あれ…

わたてん、英語ブログ更新(長谷川白紙『草木萌動』)、THE NOVEMBERS、君島大空、sleepyhead、Wiley feat. Idris Elba、GWSN

最近アニメ見てないなと思ったので、なんか聴く必要のない資料読みや執筆のときにアマプラでわたてんを流しっぱにしている。まあ実質的にはBGVっつーかちゃっかり見ちゃうんだけど。いやいいですね。薄々わかってるかもしれませんがアタシはハードな展開のア…

雑記、読書日記(アドルノ、宮沢章夫、中村とうよう)、Pinty、クラブと生活(さのかずや)

仕事をかたづける順番が見えてこず(確認とかデータ待機とか資料整理で具体的にとりかかれない、みたいな)、ひとまず図書館から借りてきた本をざっと眺める。わけあっていまは「必要な読書」をせねばならぬところなので、ページの上で目を滑らすみたいにな…

Holly Herndon、Araki Takara、Solange、「定時制/通信制高校特集」やったら?という話

Holly Herndonの新曲やばっすな。。。5月10日にアルバムリリースとのこと。マッシヴなベースと変調された声のハーモニーがなんちゅーかもうバロックというか過剰に過剰さが重なりまくってますね。Hollyらしい。AIを使った曲も入るのだろうか? Paranoia by A…

Underworld、KATOMORI、柴田聡子、卒業ソング特集、3.9ヘイトデモとそのカウンター

やっぱ最近のUnderworldは良い。今回のEP(というかアルバム?)はこないだ出た前作よりもカールのヴォーカルやメロディがフィーチャーされている曲もある一方で、47分(!)の長尺M6「Appleshine Continuum」のようなプログレッシヴな楽曲も。ライブ観たい…

書きまし太郎(セカオワ)、SASAMI、Gang of Four、グッチ裕三&グッチーズ、#BaileTerror、小倉唯

realsound.jp 書きまし太郎。セカオワの『Eye』と『Lip』がサブスク同時解禁されなかったのショックだったわ~という話と、サカナクションも二枚組アルバム出すっていうしCDという媒体に限界ないか? みたいな話をしています。 Eye?(初回限定盤)(CD+DVD)アー…

LISACHRIS、Gottz、山村響、Foals、内田彩、細野晴臣

LISACHRISの新譜聴こうと思って忘れてたので聴いた。とても良い! アタックの鋭い硬質なビートとリヴァーブのきいたウワモノのバランスがめちゃくちゃいいし、ビートだけでも十分「フック」のあるキャッチーなつくり、でもメロディの動き方とかサウンドはち…

スマッシング還付金ズ、英語ブログ更新(三浦大知『球体』)、black midi、スダンナユズユリー、Yves Jarvis、Pom Poko

ハロー。昨日は原稿が進まなくて悩みすぎた結果日記を書き忘れたよ。まあ新譜も言うほど聴けてないので書くこともないんだけど。きょうは確定申告してきました。といっても支払調書まとめて提出しただけだけど。今年から領収書とかちゃんと管理するようにし…

鎌野愛、The Black Skirts

多重録音された声がリズムの網目を描き出していく様が非常にダイナミックで良いし、ストイックに音列やヴォーカリゼーションで攻めていくのではなく適度にポップな親しみやすいメロディを置いたり、思いっきり低域に電子音をぶつけてみたり、そんな感覚が素…

Arima Ederra、Carl Stone

LAのR&Bシンガー、Arima Ederraの去年出てたシングル。5を基本としたイレギュラーで凝ったリズムながら、変拍子独特のクセよりもなまったダンサブルなグルーヴのほうが強調されていて素晴らしい。ヴォーカルの載せ方も絶妙と思います。過去の作品もけっこう…